2002年日韓大会のブラジルの引き分けなしの完全優勝!
1982年イタリアの1次リーグ0勝からの優勝っていうのもすごいな!

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1982年イタリアの1次リーグ0勝からの優勝っていうのもすごいな!

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【W杯にこんな優勝があった❶】1954年の西ドイツはなんと「計12失点」でも優勝した サッカーW杯カタール大会はアルゼンチンが決勝進出を決め、準決勝もう1試合、フランス―モロッコの結果で決勝カードが決まる。決勝は18日(日本時間19日午前0時開始)。過去の大会から印象に残った優勝チームを紹介していく―。 1954年スイス大会は西ドイツが初優勝した。しかし、1次リーグを突破して決勝トーナメントを勝ち上がった最終成績が4勝1敗、18得点でなんと「12失点」というものだった。 この54年大会は思えば変則的だった。16チームを4チームずつ4組に分けて1次リーグを実施。その際に2チームのシード、2チームのノーシードで構成した。しかもシード同士、ノーシード同士は対戦しない。つまり各チーム2試合ずつ、グループでは計4試合行うシステム。そのうえで各組上位2チームが決勝トーナメントに進んだ。 ノーシードの西ドイツは初戦でシードのトルコを4―1で下す。そしてもう一方のシード、ハンガリーには3―8という大敗を喫した。1勝1敗でトルコと2位で並んだが、当時は得失点差ではなくプレーオフが行われた。この再戦を7―2で制し決勝トーナメントに進出した。 西ドイツは決勝トーナメントでは3連勝。とくに決勝ではハンガリーに3―2でリベンジしている。そうはいっても、記録の対象にならないプレーオフを含めるとじつに14失点。当時は大味な試合が多く乱打戦も珍しくなかったとはいえ、今では考えられない優勝チームの失点数だ。 ハンガリーに敗れた「3―8」というスコアは、W杯における1試合(両チーム)の最多得点記録の2位タイ(1位は同大会、オーストリア7―5スイス)として残っている。 なお、西ドイツと同じ1次リーグのグループには初出場の韓国もいた。ハンガリーに0―9、トルコに0―7という惨敗だった。 (出典:サンスポ) |

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【W杯にこんな優勝があった❷】1982年のイタリアは1次リーグ「0勝」でも優勝した 1982年スペイン大会では、イタリアが3度目の優勝を飾った。しかし、1次リーグは3戦3分け。1勝もできないまま2次リーグに駒を進めた。 当時の出場チーム数は24。4チームずつ6組に分かれ、各組2位までの12チームが2次リーグに進出し、3チームずつ4組に分かれた。そして各組1位が決勝トーナメントに進出した。イタリアは1次リーグ初戦でポーランドと0―0、2戦目はペルーと1―1、3戦目はカメルーンと1―1だった。カメルーンも3分けで並んだが、イタリアは総得点で上回り2位で2次リーグに進出できた。 3分けで次のステップに進める確率は極めて低い。イタリアのほかに4例ある。いずれも1次リーグで58年スウェーデン大会のウエールズ、90年イタリア大会のアイルランドとオランダ、98年フランス大会のチリ。このうち、アイルランドだけは決勝トーナメント1勝でベスト8入り(他は1回戦敗退)したが、イタリアの場合は優勝まで駆け上がってしまう。 「0勝3分け」で進出した2次リーグはアルゼンチン、ブラジルに2連勝で突破。決勝トーナメント準決勝でポーランドに2―0、決勝では西ドイツに3―1で勝った。今回のカタール大会ではクロアチアが「1勝4分け」でベスト4入りしたことが話題になったが、このイタリアのケースも劣らず珍しい。 ちなみに、1大会の引き分け記録は78年アルゼンチン大会の西ドイツ、90年イタリア大会のアイルランド、今大会のクロアチア(3位決定戦を残す)で「4」。 「2分け」で優勝したのは3例ある。90年イタリア大会の西ドイツ、94年米国大会のブラジル、2006年ドイツ大会のイタリア(いずれも5勝2分け)だ。しかし「3分け」(4勝)で頂点に立ったのは40年前のイタリアだけである (出典:サンスポ) |

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【W杯にこんな優勝があった❸】1950年のウルグアイは予選から「わずか3勝」で優勝した 第二次世界大戦で中断していたW杯が、1950年ブラジル大会で12年ぶりに復活した。この大会でウルグアイが3大会ぶり2度目の優勝を飾るが、「わずか3勝」で頂点に立つという珍しい大会になった。 16チームが出場する予定だったが、欧州のスコットランド、トルコが辞退した。アジアではインドも参加を見送った。FIFAはフランス、ポルトガル、アイルランドに代替出場を要請したが、結局この3チームも辞退したため、13チームのままで開催された。 4つのグループ分けは4チーム、4チーム、3チーム、2チームという状態のまま。ウルグアイのグループはもともとスコットランド、トルコが入る予定だったが、ボリビアとの2チームだけで実施された。 8―0で快勝のウルグアイが4チームによる決勝リーグへ進出。ここでスペインに2―2、スウェーデンに3―2、ブラジルに2―1と2勝1分けで優勝した。結果的に最終節のウルグアイ―ブラジルは事実上の決勝となったが、トーナメント形式で決勝が行われなかった唯一の大会となっている。 「3勝1分け」で優勝というのは、W杯の優勝チームとしては最少勝利数だ。だが、話はこれだけではない。 この大会の南米予選はアルゼンチンがブラジルとサッカー協会同士のトラブルで参加を拒否。ほかにエクアドル、ペルーも参加をとりやめた。そのため、ボリビア、チリ、パラグアイ、そしてウルグアイが予選を戦わずして自動的に本大会に進んだ。 つまり、ウルグアイは予選を通じて「3勝」で世界の頂点に立ってしまったわけ。第二次世界大戦後でまだ混乱が続いており、他大陸でも予選参加を見送るチームが絶えなかった。時代を象徴するウルグアイの優勝といえるかもしれない。 (出典:サンスポ) |

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【W杯にこんな優勝があった❹】2002年のブラジルは唯一無二の7戦全勝で優勝した 2002年日韓大会のブラジルは圧倒的な強さを見せつけた。初のアジア開催、初の共催となった21世紀初のW杯は日韓の両国がカナリア軍団に魅了された。 開幕戦は韓国ソウルで行われ、フランスがセネガルに0―1で敗れる波乱の幕開け。ブラジルは1次リーグをこの韓国で戦い、トルコに2―1、中国に4―0、コスタリカに5―2と無傷の3連勝で突破した。決勝トーナメントは日本ゾーンに移り、1回戦はベルギーに2―0、準々決勝はイングランドに2―1、準決勝はトルコとの再戦で1―0、そして、横浜国際競技場で行われる決勝に進んだ。 このとき優勝回数1位のブラジル(4度)と2位のドイツ(3度)の対戦。後半22分、34分とFWロナウドが立て続けにゴールを決め、2―0で5度目の優勝を飾った。ロナウドは8ゴールで得点王に。ほかにMFロナウジーニョ、MFリバウド、DFロベルト・カルロス、DFカフーら役者がそろっていた。18得点と得失点差14(失点4)と驚くべき数字を残した。 なお、2度目の出場となった日本は1次リーグを2勝1分けで1位突破。決勝トーナメントは1回戦でトルコに0―1で敗れた。準決勝まで勝ち上がれば、ブラジルと対戦することになっていた。 優勝まで7試合制の74年西ドイツ大会以降、引き分けなしの「7戦全勝」で頂点に立ったのはブラジルしかない。そして、優勝まで6試合を要した時代(58年スウェーデン大会以降)でも、6戦全勝を遂げたのは、70年メキシコ大会のブラジルだけである。 (出典:サンスポ) |