(出典 www.football-zone.net) 

【日本代表】久保建英シリア戦へ万全アピール「強い代表見せたい」過去全敗鬼門サウジで勝利誓う


 【ジッダ(サウジアラビア)19日=岡崎悠利】サッカー日本代表(FIFAランキング18位)は21日、W杯アジア2次予選第2戦でシリア(同92位)と戦う。MF久保建英(22=Rソシエダード)は16日の初戦ミャンマー戦では温存され、先発が濃厚。長距離移動にも気候にも「慣れている」と言い放ち、準備万全をアピールした。サウジアラビアでの国際Aマッチは過去5戦全敗と鬼門も不安はない。6月のエルサルバドル戦以来となるゴールを狙う。
 過去5戦5敗。日本代表のサウジアラビアでの結果だ。シリアの政情不安で中立地に選ばれたサウジアラビアは、日本にとって鬼門とも言えるが、今季好調を持続する久保にとっては問題ない。「出たら得点も欲しいし、勝利に貢献したい。勝ち点3を取ることにフォーカスしたい」。サウジでの試合で得点すれば、95年1月のアルゼンチン戦でのFWカズ以来。「準備はできている」と言い切った。
 日本とは真逆の気候にも「もう慣れているので。11月にしては暑いですけど、このくらいなら全然大したことない」とさらり。世代別代表時代からインドやブラジルなど多くの遠征を経験。環境に左右されることはない。19日はシリアも同時刻に、同じ施設で練習。高さ約2メートルのフェンスで仕切られたすぐ隣のピッチに両軍が居合わせた。緊張感が漂う中、クロスからの攻撃を確認。軽快に体を動かした。

 22年W杯カタール大会開幕から20日でちょうど1年となった。体調不良などもあって同大会では不完全燃焼も、今季はスペインリーグと欧州チャンピオンズリーグで存在感を高め続けている。「知名度も実力も世界的に見てついてきたと思う。もっといい選手になれる実感がわく1年だった。このまま成長曲線を続けられたら」と充実の時間を振り返った。

 ミャンマー戦に続き、格下相手のシリア戦。勝利は当然視される。注目度が高いとは言えないが「W杯ありきではなくて、実力だけで注目してもらえるチームになりつつあると思うので。強い代表を見せたい」と言葉に力を込めた。格の違いを見せつける1発を、得意の左足で決めてみせる。

(出典:Yahoo!ニュース)    

過去5戦全敗と相性の悪い”鬼門”サウジアラビアでの試合。今の日本代表の実力なら”圧倒的強さ”を見せつけて勝利してくれることだろう。満を持して出場する久保建英の活躍に期待!!

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