「いっぱいいたらいいんじゃないですか」久保建英が描くスター像は? 帰国時の楽しみで笑いも誘う「どうしても気を取られちゃう」


「そもそも海外遠征って言うよりも…」

 日本代表は11月19日、2日後にサウジアラビアで行なうシリア戦(北中米ワールドカップ・アジア2次予選第2戦)に向け、決戦の地で練習を実施。その後に久保建英が取材に応じ、鋭い見解を示した。

 22歳のレフティは森保ジャパンに加え、所属クラブのレアル・ソシエダでも活躍。攻撃の要として欠かせぬ存在となるなか、「周りから頼りにされて、信頼されていると感じる部分はあるか」と問われ、「いや、ないですね」と断言。「絶対的な選手は今の代表には多分いない」と語った。

「みんながみんな良い特徴を持っていると思いますし、そもそも日本代表というチームは、多分個の力だけでなんとかっていうより、11人の力、サブから入ってくる選手の力も含めて、やっぱ組織で圧倒するっていう、それに個をプラスする感じだと思うので。特に僕がどうとか、そういうのはあんまりないです」

 世界のスターの話題を振られた際には、「スターがいっぱいいたらいいんじゃないですか」と伝えたうえで、格上げを強く期待した。

「今の日本の選手に対するスターって、どのレベルの選手をスターとみんなが思っているのか分からないですけど、その基準が、有識者の方々だったり、サッカーを知らない人にも上がってくれたら、日本が強くなっているのかなと思ったりもします」

 また、年度別代表の頃から幾度となく経験している海外遠征にも言及。印象的な過酷な経験を訊かれると、「そもそも海外遠征って言うよりも、僕今海外にいるので、むしろ日本に帰ってくる時の方が思い出に残っている」と答え、笑いを誘った。

「いつもね、どこのホテルのご飯が美味しいとか、どうしてもそっちの方に気を取られちゃいますね。海外はなんか延長線上みたいな感じで、むしろ日本に来る時の方が代表に来たっていうイメージがありますね、どっちかっていうと」

 サウジアラビアの環境も「むしろ近いので、なんとも。ちょっと11月にしては暑いですけど、こんぐらいなら全然大したことない」と何とも頼もしい久保。カタール・ワールドカップでは思うようなプレーをできずに終わったなか、1年ぶりの中東決戦で確かな存在感を発揮し、スターへの階段をまた一歩上れるか。

(出典:SOCCER DIGEST Web)    

誰が出ても、出た選手が活躍して勝利する今の日本代表。ミャンマー戦は”温存”のため出場機会がなかった久保建英。満を持して臨むシリア戦、鬼門・サウジでの試合で久保建英が躍動し勝利に導く!期待しかない!!
 (出典 @Fooootest)