FC東京が逆転して後半へ 主軸のD・オリヴェイラが2ゴールで存在感


D・オリヴェイラが前半34分、前半45分にゴール

 J1リーグ戦11位のFC東京が、ホームに2位の横浜F・マリノスを迎えた第16節。FC東京は開始1分も経たない時間にFWアンデルソン・ロペスに先制ゴールを許す、難しい展開となったが、頼れるブラジル人助っ人の2ゴールで逆転した。

 2試合連続で完封勝利中の横浜FMを相手に、なかなか攻めきれなかったFC東京だったが、前半34分には同点ゴールを決める。今季リーグ戦初先発のMF青木拓矢が自陣から右サイドのスペースにパスを出すと、最終ラインと駆け引きをしていたFW仲川輝人が裏を取り、左足でボールを前に運び、深い位置から右足でクロスを入れる。

 このボールに対して、FWディエゴ・オリヴェイラが反応。後方から猛然とゴール中央に走り込むと、対応しようとしたDF畠中慎之輔の前に身体を入れて、左足でボールをネットに突き刺した。ゴールを決めたD・オリヴェイラは、アシストした仲川と抱き合い、チームメイトたちとゴールを祝福したあと、歓喜の輪がほどけてもその場に残って両手を突き上げて、サポーターからの声援を一身に浴びた。

 自陣に戻ったオリヴェイラだったが、仲川がオフサイドではなかったかを確認するビデイ・アシスタント・レフェリー(VAR)チェックが入り、試合は約4分間中断したが、最終的にゴールは認められた。
 このゴールで試合を振り出しに戻したFC東京は、前半45分にも左サイドからFW渡邊凌磨がゴール前にクロスを入れる。横浜FMのDFの間に落ちたボールにD・オリヴェイラがヘッドで合わせると、GK一森純がセーブしようとした手を弾いてボールはゴールへ。今度はVARの介入を許さない文句なしのゴールで、FC東京が前半のうちに2-1と逆転した。

(出典:FOOTBALL ZONE)
 (出典  @J_League)
(出典  @DAZN_JPN) 

1点目、仲川輝人の右サイドからのクロスを左足のインサイドでしっかり決めきるボレー!2点目は渡邊凌磨のクロスを今度はヘッドでゴール!チームは敗れたものの、ディエゴ・オリヴェイラの、この決定力!