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“三笘2世”履正社MF名願斗哉「ドリブルで仕掛け日本一を取りたい」川崎F入りが内定/連載4<次なる100年へ 新時代(4)>全国高校サッカー選手権が、28日に東京・国立競技場で開幕する。 FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でドイツ、スペインを破った日本は新しいステージに向かう。今大会の注目ポイントを「次なる100年へ 新時代」と題して5回連載する。 激戦区大阪から2大会ぶり4回目出場の履正社には“三笘2世”がいる。 W杯カタール大会にOBのFW町野修斗(23=湘南)がメンバー入り。偉大な先輩に続けとMF名願斗哉(3年)が来春の川崎フロンターレ入りが内定した。左サイドを定位置とし、得点に絡むドリブラー。川崎Fから欧州へと渡り、W杯で活躍したMF三笘薫(25=ブライトン)のようなタイプだ。身長(178センチ)も同じと、背格好まで似ている。 履正社の平野直樹監督(57)はこう明かしている。 「よく三笘と比較されています。緩急で抜ける。相手の逆を突いていく感じ。少し違いがあるとすれば、三笘はシャープなのに対して、名願はもうちょっと柔らかい。(履正社に)来た時からボールの持ち方がおもしろかった。(中学時代に)認められず、悔しい思いをしてここに来て、そこから伸びたんじゃないですかね」 中学時代はG大阪ジュニアユースに在籍したが、ユース昇格を逃した。ボール扱いはうまかったが、線が細くレギュラーではなかったという。ただ中3の秋以降、悔しさをバネに成長。中学最後の大会は左に名願、右に高橋隆大(静岡学園、来春のG大阪内定)とユース昇格できなかった2人が定位置を奪い取り、高円宮杯全日本選手権で日本一になった。 高2まではスーパーサブだったところも、W杯の三笘と重なる。平野監督は「後から出した方が『先発から出たいのに、何クソ!』となる。W杯で三笘を後半から使った森保監督がいますけれど、私は昨年から名願をそうしていましたよ」と笑う。左サイドバックにはJ2徳島内定のDF西坂斗和(3年)を配置。システムをあえて、ドリブルのスペースが生まれる4-1-4-1にして名願を育ててきた。 「W杯はやっぱり三笘選手を見ていました。ドリブルで仕掛けるのが得意なところは、自分も一緒。選手権は小さい頃からの夢の舞台。ゴール前で1対1になったら左右両方で蹴れるので、得点王を狙いたい。結果を残してチームを勝たせるプレーをして、日本一を取りたいです」 強気にそう話す名願は、選手権が終わってからも描く目標がある。 「プロ1年目から、フロンターレで開幕スタメンを目指します」 練習中に平野監督は常に「小さな失敗を恐れるな!」と言い続けている。失敗はいつしか、大きな成長へとつながるから。 逆境からはい上がった名願もまた、夢舞台で輝く時を待つ。【益子浩一】 ◆名願斗哉(みょうがん・とうや)2004年(平16)6月29日、堺市生まれ。大阪・五箇荘小では強豪のSSクリエイトに所属し、五箇荘中からG大阪ジュニアユースへ。履正社では1年時に選手権出場もメンバー外。U-18日本代表。178センチ、63キロ。 ○…大阪大会で4戦連発の5ゴールを挙げたのが、履正社FW小田村優希(3年)だ。興国との決勝戦(11月12日)は先制されながら、小田村が前半22分に振り向きざまに同点弾。延長後半8分には名願が頭で決勝弾を決めた。中学時代はヴィッセル神戸伊丹U-15に所属していた小田村は「このチームが負けるのは想像がつかない。日本一の景色を見たいと思っています」と強気に話した。 (出典:日刊スポーツ) |
J1川崎F内定!高校界の三笘薫。攻撃センスえぐい【名願斗哉】履正社
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当たり前のように独走ドリブルする奴【名願斗哉】J1川崎内定。U-18日本代表。履正社。プレー集
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今年高校注目ドリブラー【名願斗哉】履正社。プレー集!
三笘みたいなドリブラーは観ててワクワクおもしろい!
選手権で活躍できるか注目!