(出典 blog.domesoccer.jp) 

サッカー界でも「ペッパーミル騒動」大波紋 J2栃木・高萩洋次郎〝神の手〟ゴール後に敢行


 サッカー界でも〝ペッパーミル問題〟が大きな波紋を広げている。

〝騒動〟が起きたのは、19日に開催されたJ2の栃木―大宮戦(カンセキ)だ。1―1で迎えた後半36分に、栃木の元日本代表MF高萩洋次郎が相手のGKへのバックパスに猛チャージをかけて、体を投げ出すようにしてスライディングするとこぼれ球をゴールに押し込んだ。
 しかし、リプレー映像を見ると明らかに手で押し込んでおり、中継したDAZNの解説者も「あ…。リプレーを見る限りでは、手に当たっているようにも見えましたね」と指摘するなど〝神の手ゴール〟として物議を醸している。

 ただ、相手の大宮側は抗議しておらず、J2ではビデオアシスタントレフェリー(VAR)も導入されていないことから審判団も判定はそのままで試合は終了。たとえハンドであっても、ゴールした高萩や栃木側が責められる筋合いはない。

 問題は、その後の高萩の行動だ。疑惑のゴールの後に、何食わぬ顔をしてスタンドのファンやサポーターに向けて両手でこしょうをひくようなポーズを披露。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で快進撃を見せている侍ジャパンラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)によって大流行しているペッパーミル・パフォーマンスを敢行したのだ。

 物議を醸すゴールにもかかわらず開き直ったかのような行動に、ファンやサポーターから批判が噴出。ネット上では「ゴールに関して栃木と高萩には別に文句はないけど、その後の振る舞いだったりに不満があるんだよね。明らかに故意に(手で)スパイクしておいてペッパーミルはありえない」「あおってると思われて当然」「栃木SCは当然悪くないよ? でもね、ハンドで決めてからの高萩ペッパーミルは流石にブチギレそうになった」と相手に敬意を欠くとして非難の声が上がった。

 同パフォーマンスを巡っては、現在開催中の第95回記念選抜高校野球大会の東北(宮城)―山梨学院(山梨)戦で、東北の選手が相手の敵失で出塁した際に披露し、その際に審判が慎むよう注意。自らのヒットではなく相手の失策のタイミングだっただけに、敬意を欠くとして賛否両論が沸き起こっている。

 そのため「高校野球のエラーでペッパーミルもアレだったけど、高萩のがっつりハンドでゴールしてからのペッパーミルもなかなかだな」とともにスポーツマンシップに反すると指摘する声も出ている。

 騒動の行方に注目が集まる。

(出典:東スポWEB)            

【動画】栃木SC 高萩洋次郎の”神の手”ゴールシーン

(Youtube)

これは明らかにハンド…。でもVARがないJ2では主審、副審見えてない時点で、ハンドの判定にしようがないからゴールはゴールだけどね!スポーツマンシップの精神としてどうなの?と…その後のパフォーマンス含めていろいろと話題になってますな。